脱毛サロンが倒産した時に、支払った費用は戻ってくるのか?

脱毛に通っているときに、突然脱毛サロンが倒産!
こんなことが現実的に起きているというのをご存知ですか?
自分がそんな場面に直面したとき、真っ先に支払った費用はどうなるのか不安になりますよね。
今回は脱毛サロンが倒産した時に、支払った費用が戻ってくるのかということについてご説明いたします。
 


脱毛サロン の倒産に関する言葉の意味 

ちょっとした言葉のニュアンスによって意味が異なってくるため、脱毛サロンの破綻や廃業等、少しだけ倒産に関係する基本的な言葉の意味と違いを説明します。
①破綻
経営が続けられなくなる状態。

②破産
総資産をもってしても負債を返済することができない状態。半年以内に2度の手形不渡りを出し、銀行取引停止処分になったときに使われる。

③廃業
後継者不在や健康上の問題、年齢的な問題などの理由により経営をストップすること。 廃業は法人登記を抹消するため、破綻・破産でどうすることもできなくなったときに最後の選択肢になる。

倒産
経営破綻状態またはそれに伴う債務整理全般を指す。 法的倒産と私的倒産の2種類に分けられ、負債総額1,000万円以上が対象。


倒産したことのあるサロンとその理由  

銀座BC
銀座BCは大豆イソフラボンの抑毛効果をお肌に浸透させる脱毛方法で、痛くなく価格が良心的と言われていた非熱式脱毛の先駆けとなるサロンでした。
痛みがとても苦手という人が、非熱式脱毛を求めて銀座BCに通っていたと言われています。
しかし、施術を受ける人の中にはこの脱毛方法では効果を全く感じることができないという人も多くいました。
後に非熱式脱毛を扱う店舗が少なくなり、銀座BC以外の非熱式脱毛専門のサロンはフラッシュ脱毛にシフトチェンジしていきました。そんな中、非熱式専門を続けてきた銀座BCは2007年12月に倒産に追い込まれる形になったのです。

 
・エピドール
エピドールはフラッシュ脱毛をおこなっており、全身脱毛を初めて安く提供したサロンと言われています。3年保障で198,000円でした。
渋谷、銀座、表参道、新宿、麻布と多数の店舗展開をしていましたが、2007年12月から店舗が閉店され、倒産しました。
この倒産は計画倒産とも噂され、口コミサイトではサロンに行ったら閉まっていたなど多くの書き込みがあり、この口コミを見たことによって倒産の事実を知った人がたくさんいました。この方々に対してサロン側からは何の対応もされず、会員は泣き寝入りするしかありませんでした。

 
・ネプチューン
渋谷区にあった22年もの歴史があった永久脱毛専門のネプチューン。
ネプチューンは当時テレビや雑誌でも優良サロンとして取り上げられていたにも関わらず、
2007年6月に倒産してしまいました。

 
・ラ・パルレ
過去に強引で悪質な勧誘を行ったとして、2008年3月24日に特定商取引法の違反と認定、3ヶ月の一部業務停止命令が下されたことのある、ラ・パルレ。
その後、業務が悪化し、赤字に転落して取り戻すことが出来なかったため、行政処分を受けた約2年半後の2010年10月5日に民事再生法の適用を申請しました。投資会社であるビューティーパートナーズに事業譲渡をして営業していますが、事実上の倒産となりました。
 

・PIKARI
脱毛サロンのピカリは本社の新宿をはじめ、町田・大宮・池袋と積極的に出店を重ね、超高速脱毛器の導入などを特徴としていたが、出店などの投資に採算がおいつかず、資金繰りが悪化し、先行きの見通しがたたないため倒産となりました。
 
・エタラビ
脱毛サロンエタラビなどを全国に約100店舗展開していたグロワール・ブリエ東京が急激に事業を拡大し、平成26年9月期には約28億円の売上を上げていたが、脱毛サービスや支払い方法などで誤認させるような広告や、解約金の不当遅延、不払い等により、平成28年8月24日に消費者庁から新規勧誘などの一部業務停止命令を9か月間受けました。それにより、解約者が急増し、財務や資金繰りが急速に悪化したことによる事業継続が困難になったことが脱毛サロンエタラビ倒産の理由となります。


※キレイモが倒産する可能性があるという噂がTwitterなどで流れたことがありますが、これは一部店舗が近隣店舗へ統合したことから心配した人たちから流れたもので、現時点では倒産の予定はありません。


脱毛のメッカ福岡県を例に倒産した脱毛サロンについてみてみよう 

福岡県では脱毛ニーズが非常に高く、それに伴い脱毛サロンもたくさんあります。そんな中、福岡県の脱毛サロンが突然閉店したというニュースが取り上げられたことがあります。
その福岡の脱毛サロンが閉店(倒産)したのはどこか気になりますよね。それは、株式会社美サイレントエムという会社になります。通っていた人はお金が戻ってこないなどと多大な被害を被ったそうです。このように、個人経営などの脱毛サロンは経営不振を理由に突然閉店するケースも少なくないので気を付けましょう。


倒産した脱毛サロンからお金は戻ってくるのか  

では、ここからが本題。
倒産したサロンに通っていた人たちはどうなってしまったのでしょうか。
残念ながら、経営破綻などで倒産したサロンの場合は、お金が返金される可能性は低いと言われています。経営破綻ですから、当然返金するだけの資金がないのです。
まれに、資金が残っているというサロンもありますが、そのお金は民法308条「先取特権」により働いていた人たちへの補償が優先されるため、契約者への返金能力が低くなります。

 
もし、通っていたサロンが倒産に追いこまれ何の連絡も取れなくなった場合は、消費者センターの窓口や、日本エステティック協会に加盟している店舗でしたら、同協会へ問い合わせてみることをオススメします。
場合によって、法的手段をとれば返金をしてもらえることがありますので、迅速に動いて少しでも回収できるようにしましょう。


お金が戻りやすい契約  

万が一を考えて契約するのであれば、分割払いをオススメします。
何故なら、サロンの分割払いは信販会社との契約になるので、支払い停止を申し出ることができる「抗弁権」という権利をもっているからです。

 
抗弁権は、商品の引き渡しがなく販売会社が倒産した場合などに適用されるので、施術が途中で受けられなくなってしまうサロンの倒産も適用範囲として認められ、支払いの停止をしてもらうことができるかもしれません。

 
1回払いにしてしまうと、回収できる見込みがかなり低いので、サロンの倒産までを考えて契約するのであれば、分割払いで契約することも念頭に置いておきたいですね。このよに、潰れたという情報が入ってきてから脱毛サロンに掛け合うと色々と問題が生じてくるので、万が一の事を考えて、事前に倒産までを考えておくとよいかもしれませんね。
 

  参考サイト脱毛エステサロンが閉店してしまったら、残りの契約はどうなる?


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